血液検査
検査の概要
血液検査は、少量の採血で 全身の健康状態 を多角的に評価できる基本的な検査です。当院では外来診療と並行して院内で採血を行い、項目によっては 当日中の結果説明 が可能です。健診で異常を指摘された方や、症状の原因評価のための精密検査としても活用します。
何が分かるか
主な検査項目と分かる内容の一例です。実際の検査項目は症状・既往・健診結果などをもとに医師が判断します。
- 血球系(CBC): 貧血の有無 / 感染症 / 出血傾向の評価
- 肝機能(AST/ALT/γ-GTP 等): 肝臓のダメージ・脂肪肝・薬剤性肝障害の評価
- 腎機能(クレアチニン/eGFR/尿素窒素): 慢性腎臓病 (CKD) のスクリーニング
- 血糖・HbA1c: 糖尿病・血糖コントロール状態の評価
- 脂質(LDL/HDL/中性脂肪): 脂質異常症・動脈硬化リスクの評価
- 炎症マーカー(CRP): 感染症・炎症性疾患の把握
- 甲状腺機能(TSH/FT4 など): 倦怠感・むくみ・動悸など甲状腺疾患の鑑別
- 感染症スクリーニング: B 型 / C 型肝炎 / HIV / 梅毒 など(必要時)
- 腫瘍マーカー: 経過観察や精密検査の補助として(単独で確定診断には用いません)
どんな症状・疾患で使うか
- 長引く倦怠感・体重減少・微熱 → 全身スクリーニング
- のどの渇き・頻尿 → 血糖・HbA1c 確認
- めまい・息切れ → 貧血評価
- むくみ・冷え・動悸 → 甲状腺・腎機能
- 健診で指摘された数値の精密検査
- 慢性疾患(高血圧・糖尿病・脂質異常症)の定期管理
検査の流れ
- 診察にて必要な検査項目を選択
- 採血(通常 5〜15 mL 程度、所要時間 5 分以内)
- 院内測定可能な項目はその日のうちに結果説明
- 外部委託項目は後日のご来院または電話で結果説明
- 異常がある場合は、追加検査や専門医・連携病院への紹介を判断
受診時の注意点
- 空腹採血の指示がある検査(脂質・血糖など)は前日 21 時以降の食事を控えてください
- 服用中の薬剤がある方はお薬手帳をご持参ください(一部薬剤は結果に影響します)
- 採血後はしばらく圧迫止血が必要です(5 分程度)
- 採血部位の内出血・痛みが強い場合はご相談ください
- 検査結果の解釈は医師の説明に基づいてください
当院での対応範囲
南條内科では外来診療と並行して院内で採血を実施しています。院内測定可能な項目(血球系・血糖・炎症マーカーなど)は当日中の結果説明が可能です。詳細な内分泌・腫瘍マーカー等は外部委託検査となり、結果は後日のご案内になります。緊急性が高い所見が見つかった場合は、速やかに連携医療機関へご紹介します。
担当・関連診療科
血液検査は 総合内科 および各専門診療科(呼吸器内科 / 糖尿病内科 / 消化器内科)の外来で行います。健診結果をお持ちの方は、ご持参のうえご来院ください。